《『リフォーム工事の見積り(相見積り)』について》
今回は『リフォーム工事の見積もり(相見積り)』についてご紹介!
見積り依頼を出す前に知っておきたい基本知識
基本知識
皆様は、家のリフォームやメンテナンスをしたいと考えた時、まず何をしますか?
- お世話になっている工務店に相談してみる
- 家を建ててもらった会社に相談してみる
- とりあえず業者を紹介してくれるサイトに登録してみる
上記のようにお考えの方が多いのではないでしょうか?
実際にどういった方法で見積りをもらうかを考えることも大切ですが、見積りを出してもらう前に、まずは以下を考え知っておくことが最も重要であると弊社は考えております。
見積もりを依頼する前に重要なことは、検討している工事(外壁塗装や屋根修理など)の工程と役割を理解しておくことです!
※参考①:コラム 《『屋根カバー工法』について》
※参考②:施工実績ページ各種 屋根塗装工事/外壁塗装工事 など
工事に含まれる各細かい工程は、素材の品質や耐久性に直接影響し、費用にも反映されてしまいます。また、塗装工事で例えると、使用する塗料の種類や塗装面積も費用に影響を与えるため、これらの情報も把握しておくことが大切です。
上記を下調べした上で、業者を選ぶ際、信頼性・施工実績・アフターサービスの充実度などを確認し、安心して依頼できる業者を選ぶようにしましょう!
複数の業者から見積り(相見積り)を取る理由
『相見積り』について
費用は工事の種類により様々ですが、既存の使用素材や現状の劣化具合により必要な工事工程が増える場合があります。
外壁塗装や屋根修理といった大規模な工事の場合、費用が高くなるケースも少なくありません。
それらの費用感を見定めるため、複数の業者から見積もりを取ることを弊社では推奨しています。
【相見積りをとるメリット】
- 業者により異なるサービス内容や価格帯を比較でき、予算に合う業者を選定しやすくなる
- 不適切な見積もりや不明瞭な項目を発見することができる
- 不必要な費用の把握だけでなく、契約後のトラブルを防ぐことにもつながる
見積もりは、各業者のホームページからのお申し込みや問い合わせ、または、直接連絡をすることで依頼できます。
その他にも様々な業社を紹介してくれるサイトに登録を行うことで、自分たちで声をかけなくとも業社側から連絡が来るシステムのサイト利用も可能ですが、それらを活用する上では以下のような注意が必要となります。
注意事項:その①
” 依頼する業者は他で決まっているのに、安易に登録をしないこと!”
紹介サイトは、「お客様が登録した」=『工事の依頼が届いた』と認識してしまいます。そのため登録を機に、登録(依頼)内容に対応可能な様々な業者にお見積りや現地調査が可能かのヒアリングを進めてしまいます。
つまり、見積りの提示及び工事対応が可能な業者をたくさんピックアップしてくれますが、その分対応可能と回答をした業者からの連絡が絶えない状態となってしまいます
注意事項:その②
” 工事は検討しているが、先の話になる場合は、事前に説明もしくは明記をしておくこと ”
その①と同様にたくさんの業者から連絡が来てしまいます。早めに業者を決めておきたい場合は問題ないですが、登録時点から多くの連絡を受けなければならなくなります。
注意事項:その③
” サイトを利用する以上、業者側にも料金が発生していることを知っておくこと ”
紹介サイトの仕組みとして、「一般のお客様が業者を探す」という目的だけでなく、「業者が工事を検討しているお客様と出会う」ことも目的としています。
そもそものサイトのメリットとして、「今まで依頼していた工務店が潰れてしまった」「誰に聞けばいいかわからない」などの一般のお客様のお悩みを解決するため、業者を探す一つの手段として存在しているという利点があります。
上記を踏まえると、業者側は、サイトから紹介いただいたお客様が「自分たちに工事を依頼してくれるかもしれない」という希望を持ちお客様のお力になるための準備を万全に行っているということになります。
※実際に、お客様にお見積りをお出しするだけでも業者側には費用が発生するというのが紹介サイトです。
また、基本的に見積りを出すためには現場の調査を行う必要があるため、その①と同様に様々な業社から連絡がくるだけでなく、訪問の予定も立てる必要があります。
サイトを介して業者を探すつもりがない場合は、これらのシステムについても知っておくと良いでしょう!
弊社では、点検・お見積りは無料ですので、相見積りでもお気軽にご相談ください!!
見積書の読み方と比較のポイント
チェックポイント
見積書を比較する際のポイントは、各項目や合計額、使用する素材、施工方法、アフターサービスなどです。
例えば、見積書を比較した時に、一部分だけが安価な業者の見積りがあった場合、本当に適正かどうかを見極める必要があります。しっかりと各見積り書を比較し、全体的なバランスを考えて選ぶといいでしょう。
POINT①:可能な限り現地調査をしてもらう
写真を送り見積りの概算を出してもらうことは可能ですが、いざ工事を行う際に補修が必要な箇所が見つかり、結果的に金額が高くなってしまうということも少なくありません。
PONT②:使用素材の確認
お客様が希望するメーカー・性能・色などが備わっている製品が記載されているかを確認し、その上で、記載製品を必ずご自身でも調べてみましょう。
※製品名がない場合は見積りの段階で業者に聞き、調べておくことで外観の仕上がりにつながることもあります(塗料の場合はメーカーによって色味が違う場合があります)。
POINT③:単価や数量の表記を確認
特に高額な工事となる場合、単価や数量の項目が『一式』などでまとめられている場合は理由を業者にきいてみましょう。
※長さや面積、個数が出せるのではないか?と少し疑問を感じたら要注意です。
※例)下記写真は見積書の一部を切り取ったものです。
ここでは「変性シリコン」の項目が一式となっています。現地調査前か後かにより変わりますが、補修における素材使用の場合は劣化箇所の傷の大きさ、屋根の防水に使用する場合は長さ等で概ね割り出すことができますので確認を取っておくことが重要となります(現地調査前の見積りの場合は傷の大きさが不明であるために、ひとまず「一式」で提示している可能性もあります)。

POINT④:諸経費の内訳を確認
工事における諸経費には「材料費」「運搬費」「高所作業費」「残材処分費」などが当てられることが多いです。
何が該当するかを確認しておくことで余分な費用が上乗せされてないかを確認できます。
※例)下記写真は見積書の一部を切り取ったものです。
ここでは「運搬費」「廃材費」「管理費及び諸経費」の記載がありますが、想定される量や工事期間などを事前にヒアリングし、把握しておくと良いでしょう。運搬費や廃材の場合は追加費用が発生する可能性もあるため要チェックとなります。

POINT⑤:工事における保証やアフターサービスの確認
見積書に記載がない場合もあるため、工事に対する保証やアフターサービスがついているかを確認しておきましょう。
POINT⑥:有効期限の記載有無
有効期限の記載がある場合、基本的には発行から1ヶ月程度のものが多いです。
極端に短い場合や記載がない場合は理由と期限を確認しておくと良いでしょう。
POINT⑥:正式に工事依頼をする際、初回見積りとは別に契約前の最終見積りをもらいましょう
現地調査を行い概算の見積りを出してもらいますが、塗料や性能などを考慮し製品を変更する場合も考えられます。
必ず契約書を交わす前に最終の見積りをもらうことで金額に間違いがないかを合わせて確認することができます。
※現地調査時と変更がなく最終見積りが不要な場合は、初回見積り時の内容と契約書の内容に誤がないかを確認してからご署名やご捺印をするようにしましょう。
追加費用のチェックポイント
チェックポイント②
外壁塗装や屋根修理の工事では、追加費用が発生することがあります。事前にチェックポイントを把握することで、予算オーバーを防ぐことができます。
◾️足場設置代が見積りに含まれているかをチェック
追加工事を行うとなった場合、施工箇所によっては足場の設置が必要になります。足場の設置における追加費用が発生するかは追加工事の内容や足場の解体有無の状態によって変わってくるため追加工事を行う前に必ず確認しましょう。

【追加工事で足場が必要な場合】
パターン①:初期工事で設置していた足場がすでに外れて(撤去されて)いる場合
[追加費用]足場再設置における費用+追加工事の費用
パターン②:初期工事で設置した足場がまだ組み立てられている状態の場合
[追加費用]追加工事の費用のみ
※弊社では追加工事の費用のみとなります
※当初の工事予定期間より延長して足場材を使用することになるため、日程調整が必要となり追加料金が発生する業者もありますのでご注意ください。
【追加工事で足場が不要な場合】
最初の工事の足場がまだ組み立てられている場合でも、足場が外されて(撤去されて)いる場合でも足場に関する追加費用は発生しません
[追加費用]追加工事の費用のみ
◾️既存の劣化具合や必要な補修箇所、それに伴う使用素材のチェック
古い建物だと見た目以上に傷みが進行している場合もあり、傷んでいる箇所の補修や取り替えが必要となると施工箇所が多くなりその分の追加費用が発生することがあります。
さらに、塗装の場合は使用する塗料でも費用は変わってきます。耐久性や見た目を重視する場合、高価な塗料が選択肢に挙がるため、見積もりを取得する際に詳細な内訳を確認しておくと、高額な追加費用が発生するリスクを低減できます。


◾️ドローンを活用して現地調査をこなった場合の見積りのチェック
近年では、高所や不安定な場所、人が入り込みづらく目視で確認しにくい場所の現地調査を行う際にドローンを活用して調査を行い見積りを出す業者も増えてきています。
ドローンを活用することで、目視で確認しづらい場所の工事における概算を出せることは、予算を考える上でも便利な方法ではありますが、追加料金が発生する可能性があるということも覚えておきましょう。
【ドローン利用における現地調査の費用】
・ドローン利用を一式とし追加費用が発生する業者
・ドローンの利用時間に応じて追加費用が変動で発生する業者
・ドローンにおける人件費や機材利用費など、現場の状況に応じて追加費用が発生する業者
実際に弊社でもドローンを活用した現地調査を取り入れております!
弊社では、コスト(足場を立てなければ確認できないなど)や時間を無駄にせず現地調査を行うことは、お客様にとってだけでなく私たちにとってもスムーズなご説明とご理解に繋げられると考えているため『ドローンを利用する上での費用は一才いただいておりません!』

まとめ
まとめ
業者に見積りを出してもらう際は、そのまま受け取って契約してしまうのではなく、相見積りを取って他社と比較したりご自身で調べてみることが大切です。また、業者ならではのサービスや記載項目がある場合も内訳をしっかりと把握しておくことで、予算に合わせた最適な工事と信頼できる業者への依頼に繋がります。
弊社は、平均年齢20〜30代が中心となる成長中の若い会社ではありますが、技術はどこにも負けていません。
最大の強みとしては、足場工事・屋根工事・外壁工事・塗装工事をすべてを自社で一貫して行えることです!
一般的には工事分野ごとに分業されることの多い業界の中で、一式でのご依頼が可能となるため、管理に手間がかからず、コストも抑えることが出来ます。
何より、トラブルがあった際はすぐにかけつけます!自信をもって、宣言いたします。
私たちは、確実にお客様のご期待にお応えが出来る会社であると自負しております!
点検・現地調査・お見積りは無料にて承っておりますので、話を聞いてみたいなど簡単なご相談からでもお気軽にお問い合わせいただければ幸いでございます
株式会社南建設
住所:神奈川県横浜市栄区公田町1406-1
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