《『外壁塗装のメンテナンス』》
今回は『外壁塗装のメンテナンス』についてご紹介!
外壁材ごとのメンテナンスの目安
外壁材の種類ごとに紹介!
今回は外壁のメンテナンスにおける知識についてお話させていただきます!
外壁は、私たちの生活環境を天候などの外的要素から守ってくれる役割がありますが、年数が経過すれば必ずしも劣化が生じてしまいます。特に、天候の影響を直に受ける外壁は耐用年数は異なるものの、劣化が始まってから放置してしまうと建物の強度自体が下がってしまうため日々の生活の中でもメンテナンスをしていくことが大切です。
下記表では外壁材の種類ごとの特徴と耐用年数をまとめていますので、メンテナンスのタイミングを改めて見直してみましょう!
メンテナンスのサイン
メンテナンスの目印となるサインとは?
メンテナンスを行う上で着目するポイントを押さえておくことで、外壁の劣化進行を抑えたり外観を美しく保つことができます。
【色褪せ】新築時と比べ、色褪せてしまっている
POINT 日の当たる場所は要チェック
- 検討工事:塗装工事
- 発症する外壁材:窯業系サイディング/金属系サイディング/樹脂系サイディング/木質系サイディング/モルタル/ALC
【苔・藻】塗膜の防水性の低下により、外壁の表面が湿った状態となり、苔や藻が発生
POINT 日当たりの悪い場所や川沿いなどの住宅は要チェック
- 検討工事:外壁洗浄工事(外壁クリーニング)、塗装工事
- 発症する外壁材:窯業系サイディング/金属系サイディング/モルタル/ALC
【チョーキング】外壁を手で触った際に、手に白い粉がつく
POINT 日当たりの良い場所や道路沿いの住宅(排ガスを多く浴びる場所)は要チェック
- 検討工事:塗装工事
- 発症する外壁材:窯業系サイディング/金属系サイディング/モルタル/ALC
【クラック】ひび割れや欠け
POINT 窓の四隅や外壁の隅は要チェック
- 検討工事:シーリング材での補修、塗装工事
- 発症する外壁材:モルタル/ALC
【膨れ・剥がれ】塗膜が膨れ上がっていたり剥がれてしまっている
POINT 日当たりの悪い場所や水捌けの悪い場所は要チェック
- 検討工事:塗装工事
- 発症する外壁材:窯業系サイディング/モルタル/ALC
【シーリング(外壁同士の繋ぎ目)部分の劣化】ひびが入っていたり剥がれてしまっている
POINT 日当たりの悪い場所や水捌けの悪い場所は要チェック
- 検討工事:シーリングの部分的な打ち替え、塗装工事
- 発症する外壁材:窯業系サイディング/ALC
メンテナンス方法
メンテナンスの方法は?
ここでは、” 外壁材を基準 ”に『発症し得る劣化症状』と『最適なメンテナンス方法』について説明させていただきます。
ー サイディング材
劣化現象:色褪せ・チョーキング・苔/藻・ひび割れ・サイディングの反り/浮き・凍害・コーキングの劣化
<POINT>
日光による日焼けや紫外線により防水性が低下している、またはなくなっている可能性が高い。
→放置してしまうとサイディング材自体を取り替えなければならなくなるため、塗り替えるよりもコストがかかる
【メンテナンス方法】
・目地打ち替え工事:コーキングの打ち替え
・塗装工事:塗り替え(窯業/金属/樹脂)
・外壁材の重ねばり(カバー工法):既存のサイディング材を撤去し、現状の下地の上に新たなサイディング材新設
・外壁材の張り替え:下地材から全てを張り替え ※塗装で直せない場合は、カバー工法もしくは張り替えを行い外壁の張り替えをおっこなう必要があります
ー モルタル外壁
劣化現象:色褪せ・チョーキング・苔/藻・ひび割れ・サイディングの反り・膨らみ・浮き・コーキングの劣化
<POINT>
防水性が低下していることで、浸水による膨らみや浮きへの影響にもつながる。
→放置してしまうと建物内部に雨水が浸入してしまう可能性が高くなり、全体的な塗り替えが必要となる
【メンテナンス方法】
・クラック補修:コーキング剤による穴埋め補修
・塗装工事:塗り替え
ー ALC
劣化現象:色あせ・チョーキング・ひび割れ・苔/カビ・コーキングの劣化
<POINT>
耐久性と断熱性・防水性が低下することで内部への雨水の浸水の可能性が高くなる。
→放置してし雨水が浸透していくと内部の鉄筋がサビてしまい、鉄筋が膨張することでALCパネルに圧力がかかり膨れや爆裂現象が発生してしまう
【メンテナンス方法】
・目地打ち替え工事:コーキングの打ち替え
・クラック補修:コーキング剤による穴埋め補修
・塗装工事:微弾性塗料の塗装(将来的なひび割れを防ぐ)
・外壁材の重ねばり(カバー工法):既存のサイディング材を撤去し、現状の下地の上に新たなサイディング材新設
・外壁材の張り替え:下地材から全てを張り替え
ー タイル外壁
劣化現象:浮き・剥がれ・ひび・欠け・目地の割れ
<POINT>
タイル自体の耐久性は高いが、接着剤部分の劣化によりタイルが剥がれおちる。また、隙間を埋めるコーキング材が劣化する。
→放置してしまうと防水性と耐久性の低下だけでなく、全体的にタイルが剥がれ落ちてしまいタイルの張り替えが必要となる
【メンテナンス方法】
・目地打ち替え工事:コーキングの打ち替え
・打診:浮いている箇所のみ接着剤の打ち込み
・タイルの落下/一部破損:新しいタイルへの張り替え
塗装おける塗料比較
塗料比較
『建物の外観を美しい状態に保つ』『外壁を保護する』ためには、約10年ごとのメンテナンスを推奨しています。
塗装に最適な時期
塗装に最適な時期はいつ?
・1年を通し着工が多い時期は、春や秋
・また連休前となる7月や11月も多い傾向にあります。
株式会社南建設
住所:神奈川県横浜市栄区公田町1406-1
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